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より楽しく生きやすく No.1

~ライフオーガナイザー 森 真理さんへインタビュー~

①ライフオーガナイズとの出逢い

「ライフオーガナイズ」とは、「もっと楽に、もっと生きやすく」するための、人生の最適化。

そう、伝えてくれたのは、地元新潟を中心に活躍の場を広げる、ライフオーガナイザーの*森 真理さん。森さんの講座を受けたことがきっかけで、私自身の片づけや暮らしに対する考え方が大きく変わってきました。

  *森 真理 さんのHP/  CLUP 片づけ目線の家づくり

そんな森さんの、いい加減で力を抜いた雰囲気の中にも、“心地よい暮らし方”への徹底した自分軸を探りたく、お話を伺ったインタビュー。第一弾はライフオーガナイズとの出逢いと、その思考についてをお送りします。

具体的な片づけ方というよりは、モノとの付き合い方、そのモノを取り巻くヒトとの関係、おうちの空間…何気ない暮らしの中の一コマを意識するきっかけになれたら嬉しいです。きっと読んでいただいた方のふとした瞬間に、小さなミラクルが起きていくと思います。

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ライフオーガナイザーになるきっかけを教えてください

女性の建築士の先輩に、“ 片づけの資格がある”ということを教えてもらい、「それは、どんなものだろう?」と気になったことが始まりです。その時に、ぼんやりと自分なりに職場や自宅を片づけていたことが、理論立てて人に伝えることができ、そして資格という形になるということが衝撃的でした。「こういったことを伝える人になりたい」と思ったことが実は先です。

片づけの技術があったからではなく、伝えたい気持ちが先ってことですか?

そうですね、技術は今でもそんなにないのですけど(笑)
皆さん自分なりのやり方でやってきている中で、色々なやり方はあれど、「理論がある」「こうやって片づく」と改めて私が知れたことや、聞いたこと、それらを他の人にも伝えたいし、聞きたい人がいるかもしれない!と感じて学び始めたのが最初です。

片づけスイッチが入ったことがある人ならわかると思うんですけど、自分以外の人のモノも片づけようとして、すごくいらないモノに見えてくるんです。
ある日、一番身近にいる母親に、「いらないモノを捨てたらどう?」と言っていた自分がいたのです。最初の頃は、母親は私がこういう勉強を“今”してるからとわかっていたので受け流してくれていたのですけど、とある日にちょっと逆ギレ状態で、「なんでもかんでも捨てろって言わないで!」という反応を受けた時に、「あぁ…」と思って。

身近な家族には言ってしまいがちですよね…

自分も使っていないモノや思い出のモノ、うまく片づけきれていない場所もたくさんあるのに、人に捨てろと言ってしまっていたのです。これはただ単に、いい収納グッズにキレイにスッキリ入れるだけが片づけではないんだと気づいたんです。
 その時、学んでいた手法は「いるものといらないものを一緒にしない」とか、「こんな収納方法がある」等の内容だったけれど、片づけって実はそこだけじゃない。もっと、“時間”とか“気持ち”などに紐づいた片づけ方法はないのか?と探していたところライフオーガナイズというワードが出てきたのです。

では、それまではモノだけに焦点が合っていたってことでしょうか?

そうです。それだけでどうにかなると思っていました(笑)
なので、ライフオーガナイズを知れたその直後に、タイミングよく講座の受付があったので、すぐに申し込み、すぐに受講しました!

では、その出逢いといい、タイミングといい、すごく大きなもので、そこから気持ちも変わっていったのですね

そうですね。でも、その頃は私自身の考え方がまだ そういう状況になっていなかったので、講座に出てくるワークでも、書けないとか、できないということがありました。自分の価値観なんて考えたことがなかったですし、「何を優先して生きていますか?」などと問われても「さて?なんだろう??」みたいな感じです(笑)

(笑)

「片づけなのに、なぜこういう質問なのだろう?」「なぜ自分は書けないのだろう?」といったことが最初はすごくありました。でも、そういう深堀りを繰り返すことで、何というか「いきている」ということを考える内容だったのだと思います。

「生きてる」?「活きてる」?

「生きる」のほう。

自分と見つめ合って、自分が生きてる感じですね

そうです、それまでは生きることについて、哲学的に考えたこともなければ、そんな質問をされたこともなかったので、思考が追い付かなかったです(笑)

もうモノの問題じゃないですね(笑)

ライフオーガナイズ自体が、モノをどうにかうまく収納するとか、 どうやったら片づくといった手法の話というよりは、 “考え方”とか“自分はどうしたい”といった部分がとっても多い内容なので、人によりけりかとは思いますが、そこに行きつくまではとても奥深いです。

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片づけに関する収納方法の学びから、自分自身に問い続けるライフオーガナイズな考え方へのシフトチェンジ。慣れない内は心と脳内が液化していきそうですよね。

 冒頭でライフオーガナイズとは「もっと楽に、もっと生きやすく」するための人生の最適化とお伝えしましたが、最近では「*ウェルビーイングな暮らしをしていくもの」とも言うとのこと。

第二弾では、<ライフオーガナイザーとしてどんな活動をされてているのか>をお送りする予定です。

*Well-being(ウェルビーイング)とは、心身と社会的な健康を意味する概念。決まった訳し方はなく、満足した生活を送ることができている状態、幸福な状態、充実した状態などの多面的な幸せを表す言葉である。瞬間的な幸せを表す英語「Happiness」とは異なり、「持続的な」幸せを意味するのがウェルビーイングだ。

左:ライフオーガナイザーの森 真理さん(西大畑トランクルームにて)

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