より楽しく生きやすく No.3

片づけなきゃって思った時に、まずゴミ袋を持って、「捨てるモノどれかしら？」と探すパターンが多いと思うのですが、そうじゃないんです！

そうです、まずはモノを触らずに、考えながら準備運動です。どこを片づけるのか、今はどういう風になっていて何に困っているのか、机上の戦略をまず立てます。

そうですね俯瞰(ふかん)して見るチャンスです！（笑）
それに「一回全部出す」にしても、出すだけでとても時間が掛かるし、1人でやるとなると1日じゃ終わらないし、あっちもこっちもになりがちで終わらなくなってしまう。そう考えるとまず戦略を立てるという準備運動は大切です。
そうやって見ていくうちに、「私の基準」が見えきて、どう分けるといいかの「分け方キーワード」みたいなものも出てきます。動かすモノの量、どのくらい時間が掛かるのか、どこに何を置くのか、などのプランニングをまず行いましょう！

「よく使う」「時々使う」みたいなものでもいいんですけど、その「よく」と「時々」の差ってその人にしか分からない。「時々使ってます」「よく使ってます」「いつも使ってます」「たまに使ってます」、日本語としては凄く便利なんですけど、同じところに住んでいる家族、同じ職場の人、自分自身でも基準が違ってきますよね。

そういった使用頻度と呼ばれるものだけが分け方ではなくて、分け方も何種類もあるので、色々と試してほしいですね。

もちろんです！なので、そこに「捨てる」というキーワードが入らないのも1つです。ポイントは、自分が今から片づけようと思っているモノを順番に手にした時に、 ５秒位でパッパッと分けられるキーワードじゃないと進まないです。

そこで、「時々かな？いや、でもいつも使うよな？」って迷ってる時点で、ちょっとカテゴリー分けがうまくいってないのかも。
そんな時はもうちょっと自分が反応しやすいキーワードを探していくといいですね。

そう、ドンピシャなキーワードで分けられました。そしたらそれを、さっきの使用頻度で分ける。その中でもよく使うか使わないかなど、色々出てくると思うので、それをさらに分ける。
次に、“これは大事”、とか、“実は手放してもいいかも”　“この部屋にあった方がいい”　“この部屋じゃなくてもいい”…というように、片づけは「分ける」の連続なのです。

モノを減らそう、減らそうと考えるよりも、“分けてみる“ “配置を替えてみる” ことで気づきも出てきますので是非試してみて下さい。